タトゥー・刺青を除去する

子供のためにタトゥー(刺青)を取ることにした


学生時代には不良たちが跋扈した

中高では不良たちが跋扈
中高では不良たちが跋扈

俺が中学の頃は学校が荒れてて、俺自身、他校の生徒と喧嘩したり、学校の窓ガラスを割ったりはよくしてた。

高校でも、族とかはやらなかったけど、仲間と他校の通学路に張って、向こうの番長グループを裏道に連れていくようなことは日常茶飯事だったんだ。

で、卒業して、今では当時の仲間もバラバラで、上場企業で真面目に勤めている奴もいれば、ニートになっている奴も、金融関係も、たぶん除染の仕事をしている奴もいると思う。

ファミレスやカラオケ、みんなで海でナンパ

二十歳頃はみんなで海でナンパ
二十歳頃はみんなで海でナンパ

今はそんな感じけど、二十歳前後の頃はそういう境界が曖昧で、みんなで集まって、ファミレスだとかカラオケだとかによく行ったことを覚えている。

いま思い返すと、チーマーみたいな感じだったんだけど、当時はそんなことは気にしていなかった。

とにかく、免許を持ってる奴の車にみんなで乗って、海に遊びに行ったりナンパしたりの毎日だったんだよ。

その頃、俺は腕にタトゥー(刺青)を入れた。

タトゥーを入れたのはファッション感覚

ファッション感覚で腕にタトゥー…
ファッション感覚で腕にタトゥー…

タトゥー(刺青)は他にも入れた奴がたくさんいたし、ファッションの感覚で、当時は「これカッコイイわ」くらいの軽い感じで入れてもらったんだ。

それで、海に行っても、上半身裸になって、ギャルとか他の男どもにタトゥーを見せつけて、得意になってたし、後から除去するようなことは少しも考えなかった

それから間もなく、俺は建設関係の仕事に就いて、それが性にあっていたみたいで、一生懸命働いた。で、今でも同じ仕事をしている。

とてもいい子と巡り会い結婚

いい子と巡り会い結婚した
いい子と巡り会い結婚した

あと、出会いこそナンパだったけど、ある時、とてもいい子と巡り会って、働きはじめてから数年後に結婚したんだ。

俺は、毎日働いて、家に帰ったら妻が迎えてくれて、そういう環境に身を置いてみて、これまでの考えじゃいけないんだなってことが、少しずつわかってきた。

簡単に書くと、他人を殴るのは簡単だけど、殴られた方は痛い思いをしたり、出血して手当をしなければいけないような事態になるかもしれない。

だから、相手の立場のことを考えて生きなければいけない、ということだ。

結婚して、はじめて相手の苦しみに気づいた

相手の苦しみに気づいたのは結婚したから
相手の苦しみに気づいたのは結婚したから

また、昔はよくナンパをしたけど、相手の女の子の立場に立つと、都合のいい時だけ連絡してきてセックスしていく男って、どうなんだろうと思った。

セックス目的で近づいてきて、避妊は嫌がる一方で、妊娠や性病の感染には責任をとろうとしない男は最低だってことだよ。

それは、ただ自分のことしか考えていないってことだから、相手の気持ちや苦しみを理解しなければいけないってことだ。

そんなことが、社会に出て、妻と家庭を築いてからはわかってきた。

子供ができてタトゥー(刺青)を除去することに決めた

子供ができて心を決めた
子供ができて心を決めた

そんな俺にも、子供ができたんだ。

今はまだ赤ん坊で、妻が付きっきりで世話を焼いている。

それで、俺はタトゥーを除去することに決めた。

今まで、タトゥーで不便を感じたのは銭湯に行きたくなった時くらいのもので、別に恥ずかしくも感じてこなかったけど、やっぱり除去することにしたんだ。

それは、この赤ん坊が成長したとき、このタトゥーがどう影響するかを想像したから。

まず、子供が小学生になった頃、一緒に風呂に入って、子供にとって「タトゥーがある風景」が当たり前になるのが嫌だった。

子供に悪い影響を与えるのは嫌

子供に悪影響は与えたくない
子供に悪影響は与えたくない

俺は、何となくタトゥー(刺青)を入れたけど、なんだか、それが反グレになるためのパスポートのようで、子供には彫って欲しくないんだ。

そして、(もし除去しなかったら)子供の運動会とかで学校に行って、何かの弾みでシャツからタトゥーが透けたり、上半身裸にならなくちゃいけないことも有るんじゃないかと考えた。

もし、そういうことがあったら、俺自身はいいけど、子供のことを考えたらかわいそうだと思ったんだ。

それに、子供が成長して大人になったら、俺が希望するようなまともな大人になったら、タトゥーをしている父親のことをどう感じるのかな、とも思った。

それで、結局、「タトゥーを除去しよう」という結論に達したんだ。

タトゥー除去とは?

レーザーによるタトゥーの除去

レーザーによるタトゥーの除去
(Laser Tattoo Removal)

・出力の強い医療レーザーでタトゥー・刺青を除去する。
単色(黒一色、青一色など)のタトゥーに適している。
・繰り返しレーザー照射を行い、徐々に目立たい状態に変化させる。
・色が浅ければ1~2回。範囲が広かったり、色が濃い場合、除去するために5~10回繰り返し通院する必要がある。
・担当医師の技術、レーザー機器の性能も効果を左右。
・比較的痛みが少なく、肌への負担が軽い。

なお、レーザーによるタトゥー除去の施術に定評がある東京美容皮膚科クリニック(浜松町駅と直結)では、極力、切らない様に対応してくれ、また、タトゥーが消えるまで通院することが可能。

費用については、 5cm×5cm のタトゥー除去で98,000円、更に広い範囲の 8cm×8cm で238,000円(いずれも税抜)で、回数無制限で施術を受けることができる。

また、(全国に展開している)東京美容外科は、完全予約制の、清潔でゆったりとした雰囲気の中、カウンセリングや治療を受けることができるクリニックで、レーザーによるタトゥー除去の施術を受けることができる。

多色で完全に消えない場合でも、時間をかけてレーザーによる施術を繰り返し受け、跡が本当に目立たない状態にすることが可能。

費用については、1cm×1cm のレーザーで1回9,800円、3回で23,520円、5回で34,300円、6回以降は5,880円(いずれも税抜)となっている。

カウンセリングは無料で、様々なアドバイスを受けることができるので、一度、足を運んでみることをおすすめする。

 (無料カウンセリングを申し込む)東京美容外科

切除によるタトゥー除去

・タトゥーが入った箇所の皮膚を切り取り、また、周囲の皮膚を縫合する除去の方法。
広い範囲のタトゥー・刺青を除去したい場合、および、タトゥーの色が多い場合に用いられる。
・医師の技術経験が仕上がり具合に強く影響。
・多くの場合、タテか横に切除、あるいはジグザグに切除する。
・手術の跡が残る場合が多い。

ジグザグ切除法によるタトゥーの除去

・皮膚をジグザグに切り取る切除方法。
・通常の切除よりも傷跡を小さくすること可能。
・痛みやツッパリが抑えられる。
・手術が難しく、少数のクリニックが対応

皮膚移植によるタトゥー除去

・タトゥーを除去したい部分の皮膚を浅く削り、他の部位から皮膚を移植する。
広い範囲のタトゥー・刺青を除去したい場合に用いられる。
・各クリニックごとに、安全性と成功率を向上させた手法を選ぶ。
・移植された皮膚と周りの皮膚との質感が異なり、逆に目立つ場合もある。
・移植元の皮膚があった箇所にも傷が残る。

削皮(剥削、アブレーション)によるタトゥーの除去

・皮膚表面の下に存在するタトゥー(刺青)の色素が含まれている皮下組織を削り取り、同箇所にかすり傷を作ることにより、広い範囲の刺青を自然に除去する。
・タトゥーを除去する範囲により、1回で切除することが可能な場合もある。
短時間での除去が可能で、跡が最も目立たないと考えられている。
・手術直後は火傷状の跡が残り、1年前後の期間をかけて徐々に薄くなる。
・医師に高い技術が必要で上手く行える医師は少数、技術と経験の乏しいクリニックでは傷跡が目立つ場合がある。
・専門医による美しい仕上がりが評価。

身体の各部分における特徴は?

手&腕

ワンポイント的タトゥーはレーザーで対応。
・二の腕など、広範囲のタトゥーはレーザーだと施術が複数回になる場合が多い。
・また、手腕部分では、希望通りにタトゥーが消えず、切除手術へと移行するケースが多い。
・なお、手の甲などは、皮膚が余っていないため、手術の料金が高額になる場合がある。

胸&腹

・一つには、レーザーを使用して墨を薄くする方法がある。
・しかし、この部分には多色の墨を入れる場合が多く、また、その場合はレーザーで消去することが難しい。
・また、胸&腹部分は皮膚に余裕があるので、1回、あるいは複数回での切除を選択するケースが多い。
・なお、広い範囲のタトゥを消す場合、墨の色素が入った皮下組織を削り取る方法((削皮、剥削、アブレーション)が選択される場合もある。

背中&尻

広い範囲のタトゥーの場合、皮膚切除の手術を行う(数回)か、皮下を削り取る手術((削皮、剥削、アブレーション)により消す場合が多い。
・なお、クリニックによっては植皮手術でもOK。

足&太もも

・単色のタトゥーであったり範囲があまり広くない場合はレーザーで対応。
・また、墨が多色であったり範囲が広い場合、皮膚に余裕のある太ももは比較的少ない回数、また、皮膚に余裕のないすね部分は数回にわたり切除の手術を行う。

タトゥーを除去する費用は?

タトゥー・刺青除去の手術&治療は医療保険の適用外であり、すべて自費診療となる。

そのため、各医療機関により、また、治療方法と刺青の範囲により、数十万~数百万円の費用の違いが生まれる。

目安としては、5x5㎝前後のタトゥー(刺青)を除去するために大体20万円前後。手の平より大きいタトゥーで50万円前後となる。

術後の痛み&傷跡は?

タトゥーは、入れる際よりも除去する際の方が時間と費用がかかる。

また、タトゥー除去を行う際に傷跡を残さないのは不可能で、完全に元通りの肌にはならずに傷跡などが残る。

しかし、治療法により、刺青自体を完全に除去することは可能。

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 「タトゥー除去についての考察」(サイト内記事)