タトゥー・刺青を除去する

タトゥー除去についての考察


タトゥーの除去について考察すると、結論として、主に次の3つの選択肢があるように思う。

1.タトゥーを除去しない。

タトゥーを除去するためには、それを入れる際よりも高額な費用がかかり、また、肉体的&精神的な激痛が伴う場合が多い。

具体的には、二の腕に入った標準サイズ?のタトゥーだと、削皮で大体50~80万円、レーザーで30~60万円位の費用がかかる。

また、より深刻なのはその苦痛で、切除による除去を選択して、目ん玉が飛び出るような激痛で何日も眠れなくなったり、腕が自由にならないので、(治療後に)はじめて犬食いをしたという体験談がある。

また、施術が下手だったり、患者の苦しみを考慮しないクリニックの対応で、傷跡から肉汁のような汁が垂れてくるようになり、結局、別の皮膚科で塗り薬を処方してもらったというようなケースもある。

概して、切除を選択した場合、(精神的&肉体的な)耐え難い苦痛とパツパツ感(皮膚の違和感)が後遺症的に残り、また、その恐怖から、次回の施術を受けない場合が少なくない。

そのような見地からは、完全に消えなくても目立たなくなる、レーザーによる除去の方がおすすめだといえる。

もっとも、レーザーによる除去も、タトゥーを入れる際と比較すると想像以上の痛みがあり、除去する段になってからファッション感覚でタトゥーを入れたことを後悔するケースが少なくない。

このような案配なので、「もう銭湯には行かない」「子供の前では(アスリートがしているような)バンドでタトゥーを隠して決して外さない」などのルールを決めて、固くそれを守る。

また、(目立たない)肌色のバンドを自作するなどの工夫もする。

そして、タトゥーの除去はしない、という選択が当然あり得ると感じる。

レーザーや削皮で上手な施術を受け、数年後に傷跡がきれいになるならばやる意味がある。

しかし、跡がケロイド状になっていつまでも醜い状態が続いたり、皮下組織を削った場所から肉汁のようなものが垂れ続ける状態になってしまったら、何のためにお金を使ったのか、そして、何のために激痛に耐えたのか、判然としないといえるだろう。

2、タイでレーザーによる施術を受ける

日本では、タトゥーの除去は医療保険が利かないので、保険が利かないという面では、国外で施術を受けても条件が変わらないということがいえる。

また、タイではレーザーによる施術を1回につき1万円以内で受けられるという報告があり、タイに知り合いがいるならば現地で施術を受けることを検討する価値があるといえる。

もっとも、一般的にタイ語を話せる日本人は少数なので、事前に必要最低限の英語やタイ語を確認しておく必要があるし、知り合いが居ない場合、いわば「飛び込み」で施術を受けに行くのであり、現地のクリニックの善し悪しも判断できないのだから、リスクのある行為だといえる。

一方、タイに知り合いが居る場合、事前に「評判のいいクリニック」を選別してもらい、さらに、現地でも付き添ってもらえるようにすれば、条件はまったく異なってくる。

いずれにしても、国外のクリニックで施術を受け、何かの問題が起こった場合、国内の法律は適用されないので、その点でもリスキーだということを認識しておくべきだろう。

このタイでの施術については、「タトゥーを入れる」という行為自体がアウトロー的な行動だったのであり、その結果として生じた問題を、同じ様なアウトロー的行動(タイでタトゥー除去の施術を受ける)により解決すること目指す、また、そこには相応のリスクが伴うということがいえるだろう。

なお、レーザーによる除去が複数回にわたる場合を考慮すると、滞在期間や渡航回数の問題があり、自由になる期間が必要であることがわかる。

3.国内の美容外科でタトゥー除去の施術を受ける

YAGレーザーにて刺青・タトゥー除去[腕]【東京美容外科】
YAGレーザーにて刺青・タトゥー除去[足1回目]【東京美容外科】

例えば、東京美容外科は完全予約制の、清潔でゆったりとした雰囲気の中、カウンセリングや治療を受けることができるクリニック。

タトゥーを除去したい場合、カウンセリングを受けて、また、タトゥーのサイズと場所をチェックの上、レーザー(QスイッチYagレーザー)、切開法、剥削法、の中から切除方法を選ぶ流れとなる。

タトゥーが多色で完全に消えない場合でも、時間をかけてレーザーによる施術を繰り返し受けると、タトゥーの跡が本当に目立たない状態へと変化する。

切除などの方法だ、精神的&肉体的な苦痛があり、また、国外で施術を受ける場合、そのリスクや時間的制約がある。

それらのデメリットを考えるならば、まず、信頼のおける国内のクリニックでレーザーによるタトゥー除去の施術を受けることを検討するのは自然なことだといえるだろう。

なお、タトゥーのサイズが小さい場合、切開法(単純切除)を選択することより、一日でタトゥーを除去することも可能となっている。また、その場合、切除後しばらくの期間はは傷跡が残るが、東京美容外科は傷跡治療にも力を入れているので、その点では安心だといえる。

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東京美容外科では、レーザー、切開法、剥削法の中から切除方法を選択することができる
(画像クリックでHPにジャンプ)

東京美容外科は厳しい採用基準で定評があり、10年以上の美容外科医師経験(か同等の経験)がある医師が施術をする決まりになっている。

また、術後のトラブルについては、いかなる内容でも対応してくれるので、アフターフォローについても安心できる。

また、費用については、 1cm×1cm のレーザーで1回9,800円(3回23,520円、5回34,300円、6回~5,880円)、1cm×1cm のアブレーション(剥削)で1回25,000円、切除縫合で、首・前腕・手の甲の各部分が 65,000円(いずれも税抜)となっている。

カウンセリングを受けるのは無料で、(タトゥー除去に関係する)様々なアドバイスを受けることができるので、一度、足を運んでみることをおすすめする。

 (無料カウンセリングを申し込む)東京美容外科